皆さんこんにちは。
今回のブログでは、E90型セダン/E92型クーペの335iベースの「アルピナB3ビターボ リムジン/クーペ」の豪華な2台をご紹介させて頂きます。
皆様もうご存知だと思いますが、 アルピナとはBMWに認められた自動車メーカーでベース車輌を細部まで見つめなおし、アルピナ独自のチューニングを施しマイスターと呼ばれる職人が1台1台丹精を込めて造り上げた特別な車となります。
一般的なチューニングカーとの違いは、チューニングメーカーが完成車輌に対して手を加えるのに対し、アルピナはBMWからホワイトカラーと呼ばれる組み立て前の部品提供を受け1から車そのものを組み上げるという点。
1台に対して一人の職人が全ての工程を担当、妥協を許さない職人の手作業にて組み上げられるアルピナは品質確保の為に年間に世界で1000台程しか生産されておらず、その中の1割程度のみが日本で販売されているという背景から希少価値が高く、高品質で車好きの方々を魅了し続けているメーカーなんですね。
「アルピナB3ビターボ」は、BMWの335iをベースにアルピナ社によって高精度に洗練されたマーレ社製ピストンが組み込まれ、圧縮比を335iの10.2から9.4に変更、最大出力を306psから370psにアップし、最大トルクは40.8kg・mから51.0kg・mにまで引き上げられています。
このハイパワー&ハイトルクなエンジンは、ゲトラグ社との共同開発されたALPINAスイッチトロニック機能を有する6速ATと組み合わされ、ターボ車であることを忘れるほどスムーズな加速を低回転域から見せてくれます。
アルピナステッチを施されたステアリングに装備されたスイッチトロニックのスイッチにより、F1マシンを操るようにステアリングを握ったままシフト変更が可能です。もちろんベース車輌の335iと同じくフロアシフトのレバーを使ってスイッチトロニックとして操作することもできます。
370psという数値とターボ車ということで、所謂「じゃじゃ馬」的な走りのイメージが沸くかも知れませんが、そんな事は御座いません。
アルピナ伝統の猫足と称されるしなやかな足廻りは、限界域で路面を的確にキャッチし、普段の街中運転では硬すぎると思う事はないという絶妙なバランスで力まず快適に運転することができます。
そして、ひとたびスポーツモードに切り替えアクセルを全開に踏み込めば、僅か4.8秒で100キロに到達する圧倒的な加速力も持ち合わせており 、時にアグレッシブに、時にジェントルに・・・と、究極とも言える2つのドライビングプレジャーを堪能できる1台と言っても過言ではないかも知れません。
ALPINAのエクステリアにはアルピナ伝統のフロントリップスポイラーとトランクスポイラーが装着され、主張しすぎる事無く空力性能を高めています。
そして氷の結晶をモチーフとされる特徴的なアルピナデコラインがボディー全体にアクセントを与えてくれています。
リアバンパーからは官能的なアルピナサウンドを奏でる4本のテールエンドが顔を出し、トランクに貼られた「ALPINA」と「Bi-TOURBO 」のロゴエンブレムがそのリアビューからもアルピナの存在感を確かに主張しています。 因みにこの4本のテールエンドのうち2本は放熱対策が施された優れものだったりするんですね!!
ALPINAのハイパワー&ハイトルクを支える足元にはロナールやBBSとの共同開発のアルミホイールが履かれ、スポーティでありつつも大人の品格を与えています。
B3ビターボの内装は、アルピナブルーで化粧された最高速度300km/hを刻んだメーターパネルが目を引き、ALPINAステッチが施されたダコタレザーの高級本革シートと赤みの強いALPINAウッドパネルで装飾され、高級ホテルのバーラウンジのような雰囲気さえ感じる落ち着きと高級感のある空間に仕立てられています。そして、年間生産台数を制限しているアルピナの称号ともいえるシリアルナンバープレートがこの車が持つ特別感をより一層感じさせてくれるでしょう!!
ALPINA社はこのシリアルナンバープレートに刻印されたその番号を見ることで担当したマイスターが誰であるかが分かるそうで、このシリアルナンバープレートは言わば担当したマイスターの誇りの象徴とも言えます。
展示車輌のB3ビターボの2台は、4ドアのリムジンと2ドアのクーペとなります。
ALPINAでは4ドア全てをリムジンと称することで差別化していますが、いざステアリングを握って走らせてみると、しなやかな猫足の乗り心地に高速での安定性、そして高級感たっぷりの内装の視覚効果の相乗効果で「なるほどリムジンだ」と納得することでしょう。
展示車輌のB3ビターボリムジンは、右ハンドル仕様となっているので左側通行の日本では使い勝手で困るなんてこともありません!!
そしてセダンボディの使い勝手としては改めて言うまでも無く、室内空間に至ってもリムジンの名に恥じないゆったりとくつろげる空間が確保されています。
エクステリアはアルピンホワイトのボディにシルバーのデコライン、アルピナ伝統のエアロを身に纏い19インチのALPINA Classicアルミホイールと落ち着いた装いになっており、i-Drive純正HDDナビにミラー一体型純正ETC、コンフォートアクセス、前後PDC、シートヒーターと装備も充実していますよ。
このB3ビターボリムジンと335iを比べてみたいという方の為、以下のような表にまとめてみました!!
B3 Bi-turboリムジン | 335i | |
形式 | ABA-3K20 | AVA-VB35 |
乗員定数 | 5名 | 5名 |
全長 | 4525mm | 4525mm |
全幅 | 1815mm | 1815mm |
全高 | 1420mm | 1440mm |
ホイールベース | 2760mm | 2760mm |
トレッド前/後 | 1505/1510mm | 1500/1515mm |
車両重量 | 1590kg | 1620kg |
サスペンション(前) | ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式、コイル・スプリング、スタビライザー | ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式、コイル・スプリング、スタビライザー |
サスペンション(後) | 5リンク式、コイル・スプリング、スタビライザー | 5リンク式、コイル・スプリング、スタビライザー |
ブレーキ(前) | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ(後) | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
タイヤサイズ(前) | 245/40 ZR18 | 225/45R17 |
タイヤサイズ(後) | 265/40 ZR18 | 225/45R17 |
最小回転半径 | — | 5.3m |
エンジン形式 | — | N54B30A |
最高出力 | 370ps(272kW)/5500~6000rpm | 306ps(225kW)/5800rpm |
最大トルク | 51.0kg・m(500N・m)/3800~5000rpm | 40.8kg・m(400N・m)/1300~5000rpm |
種別 | 直列6気筒DOHCツインターボ | 直列6気筒DOHCツインターボ |
圧縮比 | 9.4 | 10.2 |
排気量 | 2979cc | 2979cc |
トランスミッション | 6速AT | 6速AT |
燃料タンク容量 | 60リットル | 60リットル |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛プレミアムガソリン |
10モード/10・15モード燃費 | — | 8.9km/L |
クーペと同様にリムジンのほうもベースとなった335iセダンより車重が軽いんですね。
クーペの比較が気になる方ははこちらの過去記事を参照くださいね!!
「ALPINA B3 Bi Touboクーペ」の過去紹介へ記事>>
そしてもう1台のクーペは、一言で表現するならまさにエレガントそのもの。
E92の洗練されたアルピンホワイト3のクーペボディにシルバーのデコライン、アルピナ伝統のエアロを身に纏い19インチのALPINA Dynamicアルミホイールが、クーペ特有の艶やかさと上質な気品を印象付けてくれます。
左ハンドルの内装は、i-Drive純正HDDナビは無いもののダコタレザーの高級本革シートと赤みの強いALPINAウッドパネルにより上質な空間に仕立てられ、クーペ特有のゆったりとした前席空間が、ステアリングを握るドライバーはもちろん、助手席に座るあなたの大切な人を上質な時の中へと誘ってくれることでしょう。
左ハンドルを敬遠される方も多いと思いますが、ETCが付いていますから高速道路の乗り降りで困ることはありません。
実は私も初めて左ハンドルを現在保有中ですが、今流行りのショッピングモールの駐車場ゲートではちょっと困るときもありますが、そこはそこでドアを開けて駐車券を取りに降り、後ろに車がいればその車に「ゴメンね」と会釈しておもむろに去っていく・・・なんて左ハンドル特有の醍醐味を味わってたりするのでOK(´・ω・ノシ
というか、助手席に常に奥様や彼女さんを乗せてれば全く問題ありません!!
車幅感覚など最初はどうかな?と思っていましたが、乗ってみるとそんな心配は何処行った?という感じで日本の道路でも普通に乗りやすいので心配いりません(>ω<b
2ドアクーペということもあり後席は狭くて窮屈と思われがちですが、E92は後席を2座面と割り切った空間づくりがされており、実際に178cmの私が座っても窮屈さを感じさせないほどの空間が確保されていますので、4人家族でのドライブや2対2のデートなんかにもバッチリ使えますよ!!
B3ビターボクーペの総生産台数はリムジンよりも少ない270台となりますので、B3ビターボリムジン以上に同じ車とすれ違うなんてことはほとんどありません。そもそもB3ビターボリムジンも希少車ですから、街中ですれ違うことなんてそうそうありませんからね(>ω<b。
車輌スペックを重視する方はもちろん、他の人とは違う車をお洒落に乗りたいという方にも超お勧めな2台です。
新車当時の価格はどちらもオプション装備を含めると1000万円を超えるスーパーカーです。
そんな夢のアルピナを手に入れるのは今しか無いかも知れません!!
この「ALPINA B3ビターボ リムジン/クーペ」にご興味のある方はお早めにご連絡ください(>A<b!!
★ 保証については「http://tsutae-factory.com/車輌販売/保証サービス」をご覧ください。
展示車両「ALPINA B3ビターボ リムジン/クーペ」のお問い合わせは、以下のお問い合わせページからどうぞ!!
それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!
B3ビターボリムジンとB3ビターボクーペを見比べられるのも今しか無いかも知れませんので、B3ビターボをお探しの方は是非つたえファクトリーにお越しください!!
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